子どもの要求どこまで受け入れる?-歯科衛生士ミッキー離乳食&幼児食研究 手づかみ離乳食からプレ幼児食®へ③-

赤ちゃんがご飯を食べて喜んでいる様子
目次

1. 歯科衛生士 ミッキーの離乳食・プレ幼児食®研究とは 

こんにちは!歯科衛生士のミッキーです。 
私は10年以上にわたって、赤ちゃんの「噛む力」を育むための離乳食研究を行っています。 

その研究の結果離乳食からいきなり幼児食に移行するのではなく、「噛む子を育む」ためにはプレ幼児食®という移行食が必要だということがわかりました。 

このブログでは、 今まで「一般的な離乳食」と「手づかみ離乳食」の違いについて、管理栄養士と共に研究を進め、一般的な離乳食から手づかみ離乳食への移行をまとめてきましたが、離乳食からプレ幼児食®に移行したので、これからはプレ幼児食®の検証をまとめていきます。 

本日の研究テーマは「要求をどこまで受け入れるのか」です。 

2. 2歳前後の要求 どうやって受け止める? 

1歳半〜2歳頃になると、 
「これがしたい!」「あれが欲しい!」という要求が一気に増える時期に入ります。 

でも… 
「どこまでOKにしていいの?」 
「これは甘やしすぎ?」 
と迷うこと、ママなら誰でもありますよね。 

そんなときに役立つのが、家庭の中で“受け入れるライン”を決めておくことです。 

2歳前後の要求の受け止め方

✔ 安全と健康が最優先 

危ないこと、健康を害することは、ハッキリ「ダメ」と伝えてOK。 

✔ ルールは一貫させる 

昨日はダメだったけど、今日はOKのようにルールが変わらないことはもちろん、ママはダメだけどパパはOKのように、人によってルールが変わってしまうことも、子どもが混乱しやすくなってしまうので、注意が必要です。 

✔ まずは気持ちに共感 

頭ごなしに「ダメ」と伝えるのではなく、「やりたかったんだよね」「欲しかったんだよね」と、一旦気持ちを受け止めてあげることで、子どもの気持ちも落ち着き、納得してくれることが多くなります。 

✔ 代わりの提案も効果的 

  • 「一口食べたらあげるね」 
  • 「終わったらやろうね」 

といった代替案は、子どもも受け入れやすい方法です。 

全部の要求を飲む必要はありません。 
“バランスよく対応すること”が大切です。 

3.今日のプレ幼児食研究:要求をどこまで受け入れるのか 

Aちゃん(1歳9ヶ月)の今日の様子 

手づかみ食べを続けているお子さんは、2歳前後になるとこぼさずに食べられるようになり、テーブルや床もあまり汚れなくなってきます。 
Aちゃんも、ほとんどこぼさず上手に食べられるようになりました。 

Aちゃんは味噌汁が大好き。 
まず最初に味噌汁を全部飲みきり、空になったお椀を嬉しそうにみんなに見せてくれます。 
そのあと「おかわりちょうだい」という仕草でアピール。 

そのタイミングで 
「おかわり欲しい人〜?」 
と声をかけると、Aちゃんは「はーい!」と元気よくお返事して手を挙げてくれました。 

最初の一杯は、お椀の半分くらいの量にしています。 
味噌汁は塩分が多いので、味覚の発達や塩分の摂りすぎに配慮するためです。 
その上で、Aちゃんの要求に合わせておかわりをあげています。 

この時期は、保護者が「いろいろ食べてほしい」と促したくなる時期ですが、手づかみ食べをしている子は、どうしても 自分の好きなものから先に食べる傾向があります。 

Aちゃんも、好きなものを先に食べた後、苦手なお魚をすすめられると首を横に振っていました。 
それでもしばらくすると、親指と人差し指でつまむようにして食べてくれました。 

また最近、Aちゃんは「ママに食べさせて」と要求することがあるそうです。 
今日の様子でも「食べさせてほしい」という甘えが見られました。 

ママからは 
「食べさせていいのか迷います」 
という声もありましたが、私は 
「要求に応えてあげて大丈夫ですよ」 
とお伝えしました。 

手づかみ食べをしているのに、時々“食べさせてもらう”姿があると「良くないのかな?」と心配される方がいますが、2歳前後のお子さんには甘えたい気持ちが出てくるのは自然なこと。 

最後にママが食べさせてあげても、手づかみ食べができなくなることはありません。 

2歳前後の「要求をどこまで受け入れるか」は、親御さんが一番迷うポイントだと思いますが、 「最後にちょっと甘えたい」という気持ちを受け止めてあげることも、とても大切な育ちにつながります。 

4. まとめ 

今日のAちゃんのように 
「最後にママに甘えたい」という姿が見られるのは、この時期の自然な発達。 
甘えたい気持ちが満たされることで、子どもはまた安心して「自分でやってみよう」という意欲を育てられます。 

要求にどう向き合うかは、誰もが悩むテーマですが、一つずつ“わが家の基準”をつくりながら、食事中の対応もしていきましょう。 

これからも、プレ幼児食®を通して「自分でやりたい」を育てていきましょうね。 

赤ちゃんがご飯を食べて喜んでいる様子

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