ママ・パパ向け無料イベントを開催いたしました!
母歯ネットワーク代表 歯科衛生士ミッキーこと新井 美紀です。
公式LINE「はぐかむ®️」誕生企画として7月17日 10:00~11:00、無料オンラインベント「赤ちゃんとあ・そ・ぼ」を開催しました。
公式LINE「はぐかむ®️」は歯科衛生士 ミッキーが長年の歯科臨床経験や離乳食研究により得た噛む子を育むための知識をプレママ、子育て中ママさん・パさんに伝えたく公式LINE「はぐかむ®️」は誕生しました。
本日は大ちゃん先生こと田中大祐先生をお招きしてのトークイベントでした。大ちゃん先生は赤ちゃんの体の発育のサポートをしてくださる理学療法士で「スタジオり:はーと」の代表です。
歯科衛生士ミッキーは離乳食の研究もしていますが、無理なく順調に離乳食を進めていくためには、月齢ではなく赤ちゃんの発育に合わせ進めることが大事だと考えます。
赤ちゃんの発育に合わせ離乳食を進めるとは言え、赤ちゃんが持っている力を順調に発揮していくためには、赤ちゃんをただただ見守っているのではなく、赤ちゃんが健やかに育つ環境を整え、保護者があそびを通じ関わることが大事なんです。
この育つ環境、保護者の関わりについて教えてくれる場所がない・・・
今回のオンラインイベント「赤ちゃんとあ・そ・ぼ」を通じ私が伝えたかった事です。
イベントでは目やすがないと話が進まないので、月齢を目やすとして赤ちゃんの体の状態とおもちゃについて進めました。内容を少し紹介します。
無料オンラインベント「赤ちゃんとあ・そ・ぼ」の内容を少しご紹介!
生後1~2ヶ月の体の状態とおもちゃ
正確な注目がまだ難しい時期です。例えばラトルをおもいきり振ると何かがわかず、目の位置でゆっくり動かす事がポイントです。
この時期、見るものがあるというのが大事で、そのことが体の動かくに繋がっていきます。
生後3~4ヶ月の体の状態とおもちゃ
体の特徴として、両手、両足が体の中心で活動できる時期です。顔の前でおもちゃを持ちます。首座りに向かう時期です。
この時期はパーができず、おもちゃを握る、止めるというくり返しです。おもちゃを手で持つことは難しく、オーボールなど指でひっかけて持ちます。
1つのおもちゃで遊びます。
生後5~6ヶ月の体の状態とおもちゃ
親指が人差し指に近づけることができるようになるので、親指と人差し指で持てる、平べったいおもちゃを持てるようになります。口の中に指を4~5本口の中に入れるのも特徴です。動きが左右対称の時期です。1つのおもちゃでは満足せず、いくつものおもちゃで遊ぶようになります。
手の発達が進んでいるのに、いつまでもオーボールのような指にひっかけて遊ぶおもちゃだと、いつまでも輪の中を舌で舐める行為が見られ、舌がそろそろ出ない状態にならないと「食べる」という体になっていかないので、あまり好ましくありません。
赤ちゃんは5~6ヶ月をさかいに色々な物を触ることで手の中の感覚を養っていきます。
オーボールはまん丸なので、手の中で何も感じず、ひっかかるので握っていなくても持ててしまうのが、手の中の感覚を養うことができないおもちゃとなってします。
手で握れる色々な種類のおもちゃが必要です。
生後7~8ヶ月の体の状態とおもちゃ
広い世界を気づく時期です。運動機能としてはうつ伏せになって頭を上げることができる。その土台になるのは2つのものを順番に見て、見比べるこができ、違いを捉えことができるということです。
何にでも興味を持って、何でも口に入れる時期です。その延長に離乳食を口に入れるという事に繋がっていきます。
四つ這いのポーズができると、次にお座りができるチャンスがきます。お座りの促しはおもちゃが直接影響をするというより、環境が影響してしまいます。
赤ちゃんの順調な運動発達のためには、かたい床が必要です。動く時には必ず床を押します。やわらかい床では力が伝わらず運動が促されません。
生後9~10ヶ月の体の状態とおもちゃ
つまむが少しずつできるようになってきて、1つのできごとを繰り返す、往復するということが見られます。絵本を見せるとパタパタするようになります。
おもちゃとおもちゃをくっつける、これは関係性を作っていく始まりです。
生後11ヶ月~12ヶ月の体の状態とおもちゃ
12ヶ月から14ヶ月くらいで7割くらいが立って歩く時期なります。もっと早い子もいるし、遅い子もいます。
お腹が上がる子はつかまり立ちをします。つかまり立ちから先はズリバイが充実していたか、ハイハイが充実していたかによってペースは変わります。
ズリバイ、ハイハイをあまりやらないで立ってしまったパターンは立ってから動けないこともありますが、立ってから学習していくので、大丈夫です。
体の地図とは何か?
人は自分の頭の中に自分の体の大きさや、方向、位置、どういう形になっているのかボディイメージを持っています。そのイメージを持つためには、まずは体が動くということを知る必要があります。
手のひらでポンポンムギューと触る刺激で、赤ちゃん自身が体の存在に気づき、動きがよくなることがあります。
親は子のことを思い親の期待で色々な経験をさせまずが、子が親の期待通りになるとも限らず、その事も親は受け入れる。その経験はいつかどこかで経験は生かされます。
この言葉が私の心に残り、これは子育てをする上での考え方として、大事なことだと思いました。
赤ちゃんは自らの経験で獲得したことしかできません。
赤ちゃんが自身の持っている力を最大限に発揮するためには、環境の整え、月齢ではなく赤ちゃんの体の発達に合ったおもちゃ選びが大事です。
大ちゃん先生ありがとうございました!
参加者からの感想を紹介いたします
先の成長に合わせたおもちゃを教えていただき参考になりました!すでに生後6ヶ月になっているので、もっと早い段階から聞きたかったと思いました。柔らかいマット、床に敷いてあるので、すぐに撤去しようと思います。
1歳までの玩具の使い方、それに伴った身体の使い方に関して時系列で説明がなされていてとても分かりやすかったです
離乳食を始める時期や方法など、色々な情報がありすぎて迷ってしまいますが、月齢の目安というよりも身体の発達に合わせてすすめていきたいと思いました。